こんな夢を見た
時折、幽霊のような女が出てきて、夜な夜な襲ってきて、追いかけて来る。
霊能力がある女の人もいて、色白で切れ長の目、黒い髪をひとつ結びにして赤い服を着ている。私の味方らしい。夜はその人の隣で寝る。もし幽霊女が来ても、その人といれば安心だと思ったからだ。
布団に潜り込んでいるうちに思い付く。幽霊女は大抵刃物を持っているから、防刃手袋をしておけば刃物に対抗しやすいのではないか!?以前働いていた職場の現場ベテランの千葉さんが、ほれ見てみな、と手袋はめた手のひらをカッターで切りつけて驚かせてくれたことがある。(これは現実で本当にあった出来事)
翌朝、善は急げとワークマンへ。
店内は混んでいる。何階建てなのか、ガラス張りの壁に階段が上階へと伸びている。
探すより聞くが早いと店員に声を掛ける。作業服姿、一見無愛想な若い女性店員に件の手袋が欲しいと伝える。自分用に2双(1つはスペア)、夫用に1双買うつもりでいる。
しかし中々見つからないようで時間が過ぎ、焦る。
なぜならこのあと、私は学校に行かなくてはならず、このままでは遅刻してしまうからだ!もうAM9:06だ!既に始業してるじゃないか。
1時間目は現国で、担当は堅田先生。(夢の中で、自分自身は今のまま、中高生に戻っていることが間々ある。)
ジリジリと焦っていると先程の店員がやってきて言う。ご希望の商品は熊本支店から取り寄せになります、と。
熊本!?それは困る、今すぐ欲しいのだ。
しかし代わりに同等の機能を持つグローブがあるそうだ。さすがワークマンの店員は優秀!女性店員は、いい提案をしてやったぞフフと言わんばかりの笑顔。
それにします!MふたつとLひとつ!とレジに並ぶ。早く学校に行かないと。遅刻の時って静かに入って黙って席に着けば許されるんだっけ、それか遅刻届とか出すんだったっけ、とレジ待ち中に考えている。
ふとレジの列を見ると現国の堅田先生もいるではないか。これはラッキー間に合うぞ!!
あの先生、夏休みの作文未提出でも10月までほっといてくれたくらいだからやっぱり大らかだ!(これも学生時代本当にあった出来事)
…………
で、結局学校に着いたのかどうなのか、不明。
少なくとも、幽霊女と対峙する場面はこのあとなかった。
この前か後か前後関係は分からないが、通学と思しきバスに乗って、運転士に対して料金支払いに関する何らかの不満を持っているシーンがあった。
おわり